「Sorry」の意味は一つじゃない?英検2級からIELTS6.0へ急成長!「語用論」で掴んだ上智大学合格!


「英語は好きなのに、現地で通じない…」 高校2年生でカナダ・ヴィクトリアへ留学した木村さん。出発時は英検2級レベルで、学校の成績はそこそこ。しかし、現地で待っていたのは「言葉の壁」ではなく「文化の壁」でした。 単語や文法は合っているはずなのに、なぜか誤解される。その悔しさをバネに、帰国後は猛勉強してIELTS 6.0を取得!「語用論」という学問的視点を武器に、憧れの上智大学への逆転合格を果たしました。


留学での衝撃体験:「Sorry」が通じない?

木村さんが英語学習のあり方に疑問を持ったのは、留学中のある出来事がきっかけでした。 

日本の「すみません」とカナダの「Sorry」では全く用途が異なります。日本では感謝や会話のクッションとしても「すみません」は使用されていますが、カナダにおける「Sorry」は謝罪の意味合いで主に使用されます。


「単語帳の『Sorry=すみません・ごめんなさい』だけじゃ、本当の意味で会話はできないんだ」


この気づきが、彼女を「語用論(Pragmatics)」という言語学の分野へと導きました。


「なんとなく」を「学問」へ昇華させる

多くの高校生が「留学楽しかった」「英語が話せるようになった」で終わるところ、木村さんは違いました。 「なぜ誤解が生まれたのか?」を突き詰め、それは「スピーチアクト(発話行為)」や「ポライトネス(丁寧さの理論)」といった語用論的な能力が、日本の英語教育に欠けているからだと分析しました。


「文法中心の日本の教育を変えたい。幼い頃から『言葉の背景にある文化』を学べる仕組みを作りたい」


この高い志が、上智大学の「学問としての英語」を学ぶ姿勢と見事に合致したのです。


英検2級からの猛追!IELTS 6.0への壁

志望理由は固まりましたが、上智大学外国語学部は英語の超難関。留学前の英検2級レベルでは太刀打ちできません。 そこで彼女は、帰国後からIELTSの対策を本格化。 「語用論」の研究に必要な文献を読むため、そして上智の授業についていくために、必死にアカデミックな英語力を磨きました。その結果、出願時には見事IELTS 6.0を達成!「やればできる」を証明してみせました。


受験準備のスケジュールと取り組みを紹介します!

志望理由書では、単に「英語力を上げたい」ではなく、「文化・心理・言語理論の3つの視点から言葉を分析したい」と具体的に記述。 特に上智大学のカリキュラムである『Cultures of the English-Speaking World』や『Cultural Psychology』を挙げ、「ここでなら私の疑問(摩擦の心理的原因)を解明できる」と論理的にアピールしました。


実際に合格した志望理由書の一部(志望動機)


「Sorry」のように同じように見える言葉でも文化的背景によって使い方や意味が大きく異なり、単なる語学力では解けない誤解が生まれる瞬間に直面した。この経験から私は、言語の「使い方」を学ぶ語用論に関心を持った。(中略) 貴学のCultural Psychologyでは文化による人の価値観や心理の違いを学ぶことで、異文化間での誤解によって生じる摩擦の心理的原因を可視化することが可能になると考える。

「違和感」を学びに変えれば、武器になる

木村さんの勝因は、留学中の「通じなかった悔しさ」を単なる思い出にせず、「なぜ?」と問い続けて学問的なテーマ(語用論)を見つけたことにあります。


英語が好きだけど、成績が伸び悩んでいるあなた。 「英語で何をしたいか」が明確になれば、木村さんのように爆発的な成長が待っています。上智大学で、言葉の奥にある世界を探究してみませんか?