「映画監督になって、マイノリティの声を世界に届けたい」英語×芸術×社会課題への情熱で、上智大学英語学科に合格!


「英語ができる」だけじゃない。「英語で何を伝えるか」を突き詰めた高校生がいます。 松本さんの夢は、「世界とつながる映画監督」になること。


彼女の志望理由書や提出課題からは、高校生離れした「芸術的感性」と、社会の片隅にいる人々への「深い眼差し」が溢れ出ていました。 映画『バグダッド・カフェ』の分析から、フィリピンの貧困、そしてLGBTQの課題まで。 自身の感性と英語力を武器に、最難関・上智大学英語学科への切符を掴んだ松本さんのストーリーを紹介します!


圧巻の英語エッセイ:映画『バグダッド・カフェ』を読み解く

松本さんの英語力の高さと、映画監督としての資質を証明したのが、提出課題である映画『バグダッド・カフェ』のエッセイです。 単なる感想文ではありません。


色彩と構図の分析: 「ブーメランが戻ってくるシーンは、ジャスミンの帰還とカフェの復活のメタファーだ」と喝破。


心理描写の深さ: 登場人物デビーがカフェを去る際の「Too much harmony(馴染みすぎている)」という言葉に、自身の中学時代の孤独への渇望を重ね合わせました。


人間関係の考察: 「砂漠はブレンダの渇いた心を、給水塔の水はジャスミンがもたらす潤いを表している」という弁証法的な解釈を展開。


この「映像を言語化する力」は、すでに映画監督の視点そのものでした。


大宮駅から世界へ。「伝える」ための英語力

彼女の英語力の土台は、机の上だけで作られたものではありません。


大宮駅での道案内ボランティア: 日常的に迷っている外国人観光客に声をかけ、これまでに10人以上を助けてきました。「英語は人助けのツールになる」という自信が、彼女の積極性を支えています。


スピーチコンテスト&留学: 中3のスピーチ大会や、NZ留学での「言葉足らずで議論できない」悔しさをバネに、文法以上に「どう伝えるか(表現力)」を磨き続けました。


セブ島の貧困と、LGBTQの友人との出会い

なぜ映画監督を目指すのか? その原動力は、彼女が出会った「理不尽な現実」にあります。


フィリピン・セブ島での衝撃: リゾートのすぐそばにあるスラム街。そこで働く子どもたちを目の当たりにし、貧困の現実を突きつけられました。


「Youth Pride」での出会い: LGBTQイベントで出会った、イスラム教徒の留学生。「ヒジャブをつけた娘としてしか親に受け入れられない」というノンバイナリーの友人の苦悩を聞き、「マイノリティの声を世界に発信しなければならない」と強く決意しました。

写真県展2度入賞!「芸術」で人とつながる

彼女にはもう一つ、強力な武器があります。それは「芸術性」です。


写真: 県展で二度も入賞するほどの実力。


ファッション: 自らスタイリングしてランウェイを歩き、自己表現。


巨大壁画プロジェクト: 文化祭では縦1.5m×横4mの絵を制作。自分一人で描くのではなく、クラスメイトを巻き込んで完成させ、「芸術は人と協働し、個性を引き出すもの」という映画制作に通じるリーダーシップを発揮しました。


その「感性」は、国境を越える共通言語

松本さんの合格から分かること。 それは、「英語力に加え、『自分独自の表現手段(アート)』と『解決したい社会課題』を持つことの強さ」です。


彼女にとって英語はゴールではなく、「映画というアートを通じて、マイノリティの声を世界に届けるためのツール」です。 上智大学という最高の環境で、言語・文化・社会問題を深く学んだ彼女は、将来きっと、私たちの心を揺さぶり、世界を変えるような映画を撮ってくれるはずです!