「能登の復興」を建築で支えたい!芝浦工業大学建築学部に合格した駒澤一颯くん


「建築家になって、故郷・石川県の復興を支えたい」 その強い想いを胸に、芝浦工業大学建築学部の先進的プロジェクトデザインコース(APコース)に合格した駒澤くん。 彼のアピールポイントは、高校生離れした「行動力」です。被災地でのボランティアはもちろん、なんと石川県知事に復興案をプレゼンしたり、憧れの建築家にSNSで直接メッセージを送ったり......! 「ただの建物好き」から「社会を変える建築家の卵」へと成長した、彼の熱い合格ストーリーを紹介します!


原点は「父の背中」と「能登半島地震」

石川県出身の駒澤くん。建設業を営むお父様の影響で、幼い頃から建築は身近な存在でした。 しかし、彼の運命を大きく変えたのは、高校1年生の時に起きた「能登半島地震」でした。


お父様が建てた仮設住宅を見学した際、彼はあることに気づきます。 「プライバシーは守られているけど、住民同士の会話がなくて寂しそうだ……」 物理的に安全な場所を作るだけでは、人の心は救えない。「コミュニティを生み出す建築が必要だ」という使命感が、ここで生まれました 。

行動力がすごすぎる!「知事」も「建築家」も動かす熱意

「思ったら即行動」が駒澤くんの真骨頂。そのエピソードが規格外です。


県知事に直談判!

復興には「若い人の視点」が必要だと考え、石川県知事に直接、復興と建築に関する提案を行いました。「批判するより、対話して一緒に作りたい」という姿勢は、まさにリーダーそのものです 。


有名建築家にDM!?:

「日本を代表する建築家になりたい!」と思った彼は、憧れの建築家・中村拓志さんにInstagramでDM(ダイレクトメッセージ)を送信。「高校生のうちにやるべきことは?」と質問し、なんとご本人から返信をもらいました!この行動力が、彼の夢をより具体的なものにしました 。


リーダーシップも抜群

 体育祭の団長やバスケ部のキャプテンも務め、250人の団員をまとめるなど、周りを巻き込む力も抜群でした 。




「二地域居住」×「セミパブリック」という解決策

ただ行動するだけでなく、しっかりと「建築のアイデア」も練り上げました。 彼が提案したのは、「二地域居住」を前提とした住まいづくり。


過疎化が進む能登に、ずっと住むのはハードルが高い。でも、「週末だけ」「季節だけ」住む人が増えれば、地域は盛り上がるはず。 そこで、住民と外から来た人が自然に交流できる「セミパブリック」な空間(縁側や共有リビングのような、家の中と外の中間)を設計することを提案しました。 コンペで発表した「Sky Court」という作品では、被災者が「ここに居たい」と思える居場所づくりを見事に表現しています 。


芝浦工業大学 APコースを選んだ理由

彼が選んだ「APコース(先進的プロジェクトデザインコース)」は、単に建物を設計するだけでなく、「プロジェクト全体をデザインする力」を学ぶ場所です。 「建築」を単なる箱としてではなく、「地域を元気にする手段」として捉えている駒澤くんにとって、社会課題解決を重視するこのコースはこれ以上ない環境でした。


面接や書類では、ボランティアや知事への提案といった「実体験」に基づいた言葉が、教授たちの心を動かしました。


「現場」を見た人こそが、強い言葉を持てる

駒澤くんの合格から分かること。それは、「教科書の中だけでなく、現場に行け!」ということです。


被災地に行き、住民の声を聞き、知事に会いに行った。その「足で稼いだ経験」があったからこそ、彼の語る「復興」には重みがありました。 机の上で悩む前に、まずは動いてみる。その一歩が、あなたの未来を大きく変えるかもしれません!