合格者の声
評定4.0からの逆転合格
――「英語を使ってきた経験」が評価された指定校推薦
法政大学 グローバル教養学部 合格

将来像|日本の英語教育を「使う学び」へ変えたい
彼は将来、日本の英語教育を「文法・受験偏重型」から、「英語で考え、伝え、対話する」実践的な学びへと転換したいと考えていました。そのため、単なる語学力ではなく、言語と文化を一体として理解し、多文化的な視点から教育を捉えられる教育者を目指してきました。
この一貫した志は、進学先として法政大学グローバル教養学部を選んだ理由にも直結しています。
原点|スペイン留学で体感した「言語は使って身につくもの」
彼の問題意識の原点は、小学生時代に経験したスペイン南部への留学です。
ゼロから学んだスペイン語は、絵本やフラッシュカード、教師の身振りや表情を手がかりに、意味を推測しながら身につけていきました。半年後には日常会話が可能になり、「言語は暗記ではなく、使うことで自然に定着する」という実感を得ます。
放課後のサッカークラブや学校生活を通じて、言語と文化が切り離せないことを体感し、この経験がその後の英語学習の軸となりました。
行動と積み重ね|多言語環境で磨いた実践的英語力
帰国後は、スペイン語検定4級の取得やスピーチコンテストでの入賞を経験。
さらに英語学習においても、非言語的要素を活用した英国人指導者の授業を受け、短期間で「英語が自然に口をついて出る」感覚を身につけました。
高校では英語部に所属し、スピーチ、ディスカッション、英語劇などを通して、「正確さ」だけでなく「伝わる英語」を磨き続けてきました。
転機|評定では不利、それでも指定校に挑んだ理由
彼の高校での評定平均は4.0。
一般的に、GMARCHクラスの指定校推薦では不利とされる数字でした。
また、法政大学グローバル教養学部の指定校推薦には、英検準1級の「スコア基準」が設けられており、単に資格を持っているだけでは出願できませんでした。
同じく準1級を取得している生徒は他にもいましたが、「スコア基準」を満たしていたのは彼ただ一人でした。
決定打|「資格」ではなく「中身」で評価された英検スコア
彼は英検準1級に何度も挑戦し、不合格を経験しながらも学習法を徹底的に見直しました。
長文読解では要点把握を意識し、ライティングでは自分の意見を論理的に構成する訓練を重ね、スピーキングでは表現を恐れず発信する姿勢を貫きました。
その結果、指定校推薦の条件をクリアする高スコアを獲得。
評定だけでは評価されにくい「実践的な英語運用力」が、明確な数値として示されたことで、学校内で唯一、推薦枠に出願できる存在となりました。
合格の本質|「英語を使ってきた経験」が選ばれた
この合格は、単なる成績や資格の数ではなく、
- 実際に多文化環境で言語を使ってきた経験
- 英語を「教科」ではなく「コミュニケーション」として磨いてきた姿勢
- 評定に頼らず、条件を逆算して戦略的に努力した点
これらが総合的に評価された結果だと言えます。
これから|学びを日本の英語教育へ還元するために
法政大学グローバル教養学部で、彼は英語を通じて社会や文化を学び、仲間と協働しながら思考を深めていく予定です。
将来は、かつて自分が体験した「使うことで身につく言語学習」を、日本の教育現場に還元することを目標としています。
評定4.0という数字にとらわれず、自分の強みを見極め、条件を突破したこの経験は、彼自身の学び方そのものを象徴していると言えるでしょう。
