「自分自身が不登校で通信制高校に、でも総合型選抜で亜細亜大学 健康スポーツ科学部に合格!」

「不登校」と聞くと、一方的に学校から逃げ出したネガティブな出来事のように感じる人が多いかもしれません。 しかし、平松くんにとって、それは「教育の本質」を見つめ直すための原点でした。
勝利至上主義の指導に疑問を抱き、自ら学校を離れるという過酷な過去。しかし、その経験を通して「一人ひとりの個性を尊重し、心に寄り添う教育」の重要性を目の当たりにした時、彼の心に火がつきました。「かわいそう」という感情だけで終わらせず、「なぜ教育は人の可能性を潰してしまうのか?」という指導・教育の核心(ウェルビーイングの問題)にまで思考を深め、見事合格を勝ち取ったストーリーを紹介します!
教科書ではなく、自身の経験が教えてくれた「教育の痛み」
平松くんの運命を変えたのは、彼自身の高校1年時の不登校経験でした。
「勝利だけがすべて」「個人の意見は無視される」。彼が所属していたスポーツチームで経験した指導は、彼に「教育とは知識を教える以上に、生徒に寄り添いその可能性を信じて支える営み」だと強烈に実感させました。
彼は言いました。「誰もが安心して挑戦できる場所をつくりたい」。しかし、現実には指導者と生徒・選手の間に深い溝があり、個性を尊重しない環境が多くの可能性を摘んでしまう。
「勝利を優先するあまり、一人ひとりの個性や心の健康が犠牲になるのはおかしい」この強烈な原体験が、彼を「教育とスポーツの両面から人を支える」という世界へと突き動かしました。
「通信制からの挑戦」の衝撃。指導の限界に切り込む
彼の凄いところは、不登校からの再起を「自分自身の努力」だけで終わらせなかった点です。「一人ひとりの個性を尊重する教育」を実現するためには、「指導を変えなきゃいけない。でも、どうやれば変わるの?」
彼が注目したのは、「考えさせる指導」と「共感力」の問題でした。
例えば、彼が小中学生の野球クラブの指導者として活動する中で行ったこと。悩む選手に答えを与えるのではなく、「なぜそうなると思うか」と問いかけることで、選手が主体的に課題を発見する姿を生み出しました。
「指導者が命令するのではなく、相手の意見を尊重しながら導くことが大切だ」彼は単に「優しい指導」を求めるのではなく、「コーチング理論」や「スポーツ心理学」といった科学的根拠に基づいた具体的な指導改革案まで提言しました。この「感情と論理のバランス」が、健康スポーツ科学部の教授陣に響いたのです。

不登校支援活動で知った「多様な正義のぶつかり合い」
不登校の経験後、彼は不登校支援やインクルーシブ教育の課外活動に参加しました。専門家や参加者との議論を通じて、彼は気づきます。
「不登校の背景には、人間関係や自己肯定感の低下など、多様な要因がある」
一方的にどちらかが悪いわけではない。学校、家庭、本人の間に、それぞれ譲れない「正義」や「悩み」があるからこそ、支援は難しい。
この難しさを肌で感じたからこそ、「力(命令)」ではなく「対話と理論(コーチング・心理学)」で解決したいという彼の志は、より強固なものになりました。
亜細亜大学で「科学的な指導のリアル」を学ぶ
彼が選んだのは、健康スポーツ科学を体系的に学べる亜細亜大学。
「コーチング理論」や「スポーツ心理学」を専門的に学ぶこと。そして、「DXを活用した科学的指導」を身につけること。
彼の未来予想図はすでに明確です。将来は体育教員・スポーツ指導者として、すべての子どもたちが自分らしく成長できる「ウェルビーイングな社会」をつくる。その第一歩がここから始まります。
