「ルーツは隠すべき?」その悔しさを、バネに!関西大学 政策創造学部に合格!
「差別されるかもしれないから、ルーツのことは言わない方がいい」 自身の持つ「韓国のルーツ」について、そう言われた経験がある庄司さん。 普通ならショックを受けて心を閉ざしてしまうかもしれません。しかし彼女は、その悔しさを「なぜ日本は外国人に冷たいのか?」「どうすれば変えられるのか?」という、社会を変えるためのエネルギーに変えました。
身近な「食品パッケージ」の調査から、万博パビリオンの運営まで。 「当事者の痛み」と「政策という広い視点」の両方を持って行動し続けた、庄司さんの熱い合格ストーリーを紹介します!
「隠さなきゃいけない」への違和感と危機感
庄司さんの原点は、自身のルーツに対する周囲の反応と、カナダ留学での経験でした。 カナダでは、多様なルーツを持つ人が当たり前のように共存し、支援体制も整っていました。ひるがえって日本は、「よそ者」を排除するような空気がある。
「このままじゃ、外国人労働者は日本を選んでくれなくなる。日本の経済が終わってしまう!」
彼女は自分の感情だけでなく、「少子高齢化が進む日本にとって、これは死活問題だ」という客観的な危機感を持ったことが、活動のスタートラインでした。

「お菓子」から「教育」まで!徹底的なリサーチ力
庄司さんの凄いところは、疑問を解決するためにあらゆる角度から調査を行ったことです。
マレーシアとの比較(食品パッケージ): 「日本と多民族国家は何が違う?」 彼女は食品パッケージに着目。マレーシアでは宗教的な配慮(ハラル認証など)が当たり前に記載されているのに、日本にはそれがない。「小さな表記一つにも、多様性への配慮のなさが表れている」と分析しました。
教育現場へ潜入(奈良県次世代教員養成塾): 「教育から変えるべきでは?」 そう考えた彼女は、教員養成プログラムに参加。橿原市が行う「違いを豊かさとして捉える教育」が、いじめ防止に繋がっている実例を学び、教育政策の重要性を確信しました。
留学生のリアルな声(専門学校訪問): 「なぜ日本で働かないの?」 留学生が多い専門学校(岡山)を訪問し、彼らが「日本は排他的だから、卒業後は欧米に行く」と考えている厳しい現実を突き止めました。
アフリカ支援と「万博」運営でリーダーシップを発揮
調査だけでなく、自分でも動きます。 NPOと協力してアフリカ(マラウイ)のコーヒー販売を行い、その売上で現地の給食支援を実施。 さらに、その活動を広めるために「万博のマラウイパビリオン」を主体的に運営しました。
ここで彼女は、単なるボランティアに留まらず、「中国は投資をして優秀な人材を確保している」という国際的なビジネス・政策の視点も学びました。 「優しさ(支援)」と「賢さ(政策・投資)」の両方が必要だと気づいたのです。
関西大学で目指す「真の共生社会」
彼女が選んだのは、関西大学の政策創造学部。 志望理由書では、柄谷利恵子教授(国際関係論)や梶原晶教授(比較政治学)の名前を挙げ、「経済的弱者の視点から政策を問い直したい」「なぜ日本で排外的な政策が成り立つのか分析したい」と具体的に記述しました。
自身のルーツという「ミクロな視点」と、国の政策という「マクロな視点」。この2つを行き来できる彼女だからこそ、説得力のある志望理由になりました。
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コンプレックスも推薦入試の「武器」になる
庄司さんの合格から分かること。 それは、「自分が抱える悩みやコンプレックスこそが、社会を変える原動力になる」ということです。
「悔しい」「おかしい」と思ったこと。それをそのままにせず、「なぜ?」と問いかけて行動してみる。 そのプロセスが、あなたを誰も思いつかないような解決策へと導いてくれます。 庄司さんは将来、IOM(国際移住機関)などの国際機関で、日本を「誰もが自分らしく生きられる国」に変えてくれるはずです!
