孫辰洋とは|「教育で日本を強くする」を掲げるリザプロ代表の歩み

孫辰洋(そん たつひろ)は、推薦入試専門のオンライン予備校を運営するリザプロ株式会社の代表取締役です。大学1年生のときに教育事業を創業し、現在は塾の運営にとどまらず、推薦入試メディア『未来図』の創刊や、次世代リーダー育成プログラムの開発へと活動の幅を広げています。

この記事では、孫辰洋のプロフィールや経歴、掲げる理念、これまでに手がけてきた事業について紹介します。日本と中国という2つの国で育った経験が、どのように「教育で日本を強くする」という理念へとつながったのかを、あわせてお伝えします。

孫辰洋のプロフィール

孫辰洋は2000年生まれの実業家・予備校講師です。小学生から中学生の時期を中国・北京で過ごし、高校進学を機に日本へ帰国しました。早稲田大学政治経済学部に在学していた2019年に教育事業を創業し、翌2020年にリザプロ株式会社を設立しています。

項目

内容

氏名

孫 辰洋(そん たつひろ)

生年月日

2000年(平成12年)12月13日

出身

茨城県

学歴

江戸川学園取手高等学校 卒業/早稲田大学 政治経済学部 卒業(2023年)

現職

リザプロ株式会社 代表取締役

理念

教育で日本を強くする


原点|「教育で日本を強くする」という理念が生まれるまで

孫辰洋の活動の根底には、一貫して「教育で日本を強くする」という理念があります。この言葉が生まれた背景には、日本の外から日本を見てきた経験がありました。ここでは、理念の原点となった3つの出来事を紹介します。

  • 北京で過ごした少年時代
  • 3年間、内モンゴルの砂漠で植林活動に取り組む
  • 清華大学ではなく、早稲田大学を選んだ理由

北京で過ごした少年時代

孫辰洋は、小学生から中学生の時期を主に中国・北京で過ごしました。多感な時期を海外で過ごしたことで、日本の外から日本を眺める視点を、早い段階で持つことになります。同世代がどのように学び、進路を考えているのかを、日本とは異なる環境のなかで目にしてきました。高校進学の時期に日本へ帰国し、江戸川学園取手高等学校へ入学しています。2つの国を行き来した経験は、後に日本の教育のあり方を考える出発点となりました。

3年間、内モンゴルの砂漠で植林活動に取り組む

高校在学中は社会貢献活動に強い関心を持ち、中国・内モンゴル自治区の砂漠で、3年にわたる植林活動に取り組みました。砂漠での植林は、木を植えてすぐに景色が変わるものではありません。成果が目に見えるまでに、長い時間を必要とする取り組みです。それでも活動を続けた経験は、人と社会に長期で投資するという事業観の土台になっています。短期的な結果ではなく、時間をかけて育てていくという姿勢は、現在の教育事業にも通じています。

清華大学ではなく、早稲田大学を選んだ理由

大学進学にあたっては、アジア屈指の名門である清華大学と、早稲田大学の4学部に合格しました。周囲からは清華大学への進学を勧められたといいます。それでも最終的に選んだのは、早稲田大学政治経済学部でした。決め手となったのは、「教育で日本を強くする」という思いです。日本の教育に携わるのであれば、日本で学ぶという判断でした。この選択は、その後に立ち上げるすべての事業へとつながっていきます。

事業のあゆみ

孫辰洋は、大学1年生での創業を皮切りに、教育の領域で事業を広げてきました。ここでは、これまでの歩みを時系列で紹介します。

  • 2019年 ― 大学1年生でオンライン家庭教師事業を創業
  • 2020年 ― リザプロ株式会社を創設
  • 2023年 ― WASEDA EDGE 最年少審査員に就任
  • 2025年 ― ブリティッシュヒルズとの提携
  • 2025年 ― 推薦入試メディア『未来図』を創刊

2019年 ― 大学1年生でオンライン家庭教師事業を創業

早稲田大学政治経済学部へ進学した孫辰洋は、理念を実現するための最初の一歩として、大学1年生のときにオンライン家庭教師事業を立ち上げました。自身が総合型選抜を経験した当事者であったことから、受験生が何に悩み、どのような情報を必要としているのかを、身をもって理解していました。卒業を待たずに事業を始めたのは、教育を変えるのであれば早いほうがよいという判断からです。

2020年 ― リザプロ株式会社を創設

翌2020年には、推薦入試を中心としたオンライン予備校事業を行う、リザプロ株式会社を創設し、代表取締役に就任しました。オンラインを前提とした指導体制を構築したことで、居住地や環境にかかわらず、質の高い受験指導を届けられる仕組みが整いました。推薦入試の対策は、地域による情報格差が生じやすい分野です。その格差を埋めることが、創業時からの一貫した課題意識でした。

2023年 ― WASEDA EDGE 最年少審査員に就任

2023年には、早稲田大学が主催するビジネスコンテスト「WASEDA EDGE」の審査員を、最年少で務めました。自らが起業家として事業を育てる立場から、起業家を育てる側へと、活動の幅を広げた出来事です。教育で日本を強くするという理念は、受験生への指導だけにとどまるものではありません。次の世代が挑戦する場を支えることも、その一部として捉えています。

2025年 ― ブリティッシュヒルズとの提携

2025年には、神田外語グループが運営するリゾートホテル兼国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」(福島県天栄村)との提携を開始しました。テーマごとの専門知識と英語力を融合させた実践的な教育を、シリーズとして提供する取り組みです。目指しているのは、世界で活躍する次世代型リーダーの育成です。オンラインでの指導に加えて、実際に体験する場を用意することで、学びの幅を広げています。

2025年 ― 推薦入試メディア『未来図』を創刊、代表に就任

2025年2月には、入試情報に特化したメディア『未来図(ミライズ)』を正式にリリースし、代表に就任しました。共同編集長には、西岡壱誠氏、伊藤滉一郎氏を迎えています。大学教授や入試担当者へのインタビューを通じて、推薦入試の最新動向と対策情報を網羅的に提供するメディアです。受験生や保護者だけでなく、進路指導にあたる教育関係者の課題解決も視野に入れています。情報を持つ人だけが有利になる状況を変えることが、創刊の目的でした。

略歴

これまでの歩みを、年表として整理しました。

時期

できごと

2000年

12月13日、茨城県に生まれる

〜中学生

中国・北京で主に生活

高校

江戸川学園取手高等学校に入学。3年間、中国・内モンゴル自治区の砂漠で植林活動に従事

大学進学

清華大学および早稲田大学4学部に合格し、早稲田大学政治経済学部へ進学

2019年

大学1年時にオンライン家庭教師事業を創業

2020年

リザプロ株式会社を創設、代表取締役に就任

2023年

早稲田大学政治経済学部を卒業/WASEDA EDGE の審査員を最年少で務める

2025年

ブリティッシュヒルズとの提携を開始/推薦入試メディア『未来図』を創刊し代表に就任

2025年11月

初の単著『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』を出版

2026年7月

『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』を出版


著書

孫辰洋は、リザプロで蓄積してきた合格者のデータをもとに、これまで2冊の書籍を執筆しています。いずれも監修は、非認知能力の育成を専門とする中山芳一氏が担当しています。

  • 『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』
  • 『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』

『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』

SBクリエイティブより、2026年7月31日に刊行されました。合格者5,000人以上のデータ分析にもとづく、推薦入試対策のメソッドをまとめた一冊です。「自己理解」「社会読解」「自己展開」という3つの軸から、人生年表の作成や100の自問自答ワークを通じて、志望理由書・面接・小論文に必要な力を養成する構成になっています。推薦入試を検討している高校生に向けた、実践的な内容です。

リザプロ代表・孫辰洋 著書第2弾『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』7月31日出版

『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』

ダイヤモンド社より、2025年11月19日に刊行された、孫辰洋にとって初の単著です。推薦入試で難関大学に合格した学生の志望理由書1万件以上を分析し、合格者に共通する非認知能力の育て方を論じた教育書になっています。受験生本人ではなく、保護者に向けて書かれている点が特徴です。

代表の孫が「12歳から始める本当に頭のいい子の育てかた」を出版いたしました!

孫辰洋が目指すもの

孫辰洋が一貫して掲げているのは、「教育で日本を強くする」という理念です。北京で過ごした少年時代に感じた、日本と海外の同世代との違い。砂漠での植林活動で知った、長い時間をかけて育てることの意味。そして、日本の教育に携わるために選んだ進路。これらはすべて、一つの理念のもとにつながっています。

リザプロの運営、メディア『未来図』の創刊、次世代リーダー育成プログラムの開発は、いずれもその実現に向けた取り組みです。推薦入試の対策を通じて生徒一人ひとりと向き合いながら、情報格差の解消や、点数では測れない力の育成といった、教育全体の課題にも取り組み続けています。

関連リンク

孫辰洋および関連事業の情報は、以下からご覧いただけます。