東京大学が2027年9月に開設を予定している新しい教育課程、UTokyo College of Design(カレッジ・オブ・デザイン、以下CoD)の入学者選抜の情報が公開されました。1958年の薬学部以来、約70年ぶりの新設となる課程です。

2026年7月10日に内容が更新され、共通テストの配点、面接の実施日、合格発表日、提出書類の全リストまでが明らかになりました。第1期生の選抜は2026年度中に行われるため、現在の高3生が最初の受験学年にあたります。

この選抜には、東大の一般選抜のような二次の筆記試験がありません。共通テストや海外の統一試験の成績に加えて、英語資格スコア、エッセイ、ビデオ課題、面接までを含めた総合評価で合否が決まります。

この記事では、次の3つを順番に整理します。

  • ① そもそも東大CoDとは何か。東大側の狙いはどこにあるのか
  • ② 公開されている入試情報のまとめ
  • ③ CoDはコスパが良いのか。得する受験生は誰か


【はじめにご確認ください】

・CoDは文部科学省に設置申請中の課程です。名称・内容・入試要件は今後変更される可能性があります。

・本記事は、東京大学が公開している「令和9(2027)年度入学者選抜の概要」(2026年7月10日更新)にもとづいています。

・正式な入試要項は2026年9月頃に公表される予定です。統一試験・資格の対象は、その際に追加される可能性があります。

・出願にあたっては、必ず東京大学の公式サイトと募集要項をご確認ください。


① そもそも東大College of Designとは?東大側の狙いを読み解く

まず、この課程がどのようなもので、東大が何を実現しようとしているのかを整理します。ここを理解しておくと、選抜方法がなぜこの形になっているのかも見えてきます。

約70年ぶりの新学部。5年一貫・全授業英語・秋入学

CoDは、2027年9月に開設が予定されている新しい教育課程です。学士課程4年と修士課程2年をつないだ5年一貫のプログラムで、授業はすべて英語で行われます。入学時期は9月の秋入学です。

募集人数は100名で、Route Aが50名、Route Bが50名という内訳です。東大全体の入学者が約3,000人であることを踏まえると、小規模な課程だと言えます。

学部長就任予定者は、大学院情報学環のマイルス・ペニントン教授です。外国人が東大の学部長に就任するのは初めてのこととされています。また、1年次は全員が寮に居住し、国内外での長期インターンシップが組み込まれる予定です。

狙い①:英語で学位を取れる課程を、学部単位に格上げする

東大にはこれまで、教養学部の英語コースであるPEAK(Programs in English at Komaba)がありました。しかしPEAKは、2026年秋入学者の選抜をもって募集を停止します。

PEAKは教養学部のなかの1コースという位置づけでしたが、CoDは独立した課程で、修士課程までを含みます。英語で学位を取れる枠組みを、コースから課程へと引き上げる形になっていると考えられます。

狙い②:長年の懸案だった秋入学を、学部単位で実装する

秋入学は、東大が過去にも検討しながら全学導入には至らなかった構想です。CoDは、これを学部単位で本格的に採用します。

秋入学にすることで、欧米や中国の大学と学事暦がそろい、留学生が来やすくなります。合格発表から入学までの期間が空くため、その時間を準備や体験にあてられるという設計にもなっています。

狙い③:海外大学へ流れる層を、国内に引き留める

近年、日本のトップ層の一部が海外大学へ進学する動きが見られます。CoDは、授業がすべて英語で、選抜方法も海外大学に近い総合評価であるため、海外大学と比較検討される課程として設計されていると考えられます。

藤井輝夫総長は、CoDを「未来をつくる人(Future Shaper)を育てる挑戦」と表現しています。国内外の学生が同じ教室で学ぶ環境をつくることが、この課程の前提になっています。

狙い④:学生の多様性を広げる

東大は、入学者に占める首都圏出身者の割合が高いことや、女子学生の比率が低いことが以前から指摘されてきました。定員100名のうち半数を留学生とする想定や、学力以外の要素も評価する選抜方法は、この構成を変える意図があると読み取れます。

「デザイン」は意匠デザインのことではない

名称から美術系・意匠系の課程を想像されることがありますが、CoDが掲げるデザインはそれとは異なります。東大は、多様な学術知を「デザイン」によって繋ぎ、融合することで社会課題に取り組む、という趣旨を公式に示しています。

気候変動、高齢化社会、デジタル化の影響といった複雑な課題に対して、解決の仕組みそのものを設計することが想定されています。したがって、出願にあたって絵やプロダクトの実技経験が求められるわけではありません。

この点を誤解したまま志望理由を書くと、評価がかみ合わない可能性が高いので注意してください。

② 最新の入試情報をわかりやすくまとめる

ここからは、2026年7月10日に更新された「入学者選抜の概要」の内容を整理します。

選抜の基本情報


項目

内容

入学時期

2027年9月(秋入学)

募集人数

100名(Route A 50名/Route B 50名)

出願経路

Route AまたはRoute Bのいずれか一方を選択(同一年度に両方への出願は不可)

選抜方法

提出書類・資料・面接による総合的評価(学力審査を含む)

選考段階

第1段階選抜(書類・資料)→ 第2段階選抜(面接)

二次の筆記試験

なし

出願資格

2027年8月31日までに高等学校または中等教育学校を卒業した者、通常の課程による12年の学校教育を修了した者 など

併願

東大の一般選抜(前期日程)・学校推薦型選抜・外国学校卒業学生特別選考との併願は不可


Route AとRoute Bの違い

CoDの選抜は、学力をどの試験で示すかによって2つに分かれます。第2段階選抜の形式も異なります。


Route A

Route B

募集人数

50名

50名

学力を示す試験

大学入学共通テスト(2027年1月実施)

東大が指定する統一試験・資格のうち1つ

水準の目安

概ね8割以上

統一試験ごとに基準が設定

第2段階選抜

個人面接を含む対面形式の選考(英語および日本語)

オンライン面接(英語)

実施場所・時間

駒場キャンパス(予定)で終日

オンラインで30分程度

予想成績での出願

可能(この場合は条件付き合格の対象)


Route Bには2つの要件が用意されています。Requirement 1は、指定された統一試験のうち1つを受験して結果を提出する方法です。Requirement 2は、指定された資格または試験を取得・受験し、得点や成績、あるいは公式の予想点・予想成績(predicted scores/grades)を提出する方法です。

試験が出願期間の後にしか行われないなど、やむを得ない理由で最終成績を提出できない場合は、公式の予想成績を使って出願できます。この場合は条件付き合格の対象になります。

面接はいずれの経路でも英語で行われます。総合型選抜の面接対策の考え方は、次の記事でも解説しています。

▶︎推薦入試の面接対策をしよう!頻出の質問・回答例や当日のマナーも紹介

共通テストの指定科目と配点(Route A)

Route Aでは、パターン1とパターン2のどちらかを選びます。1科目でも受験しなかった場合は、選考の対象外となります。

パターン1は地歴・公民を2科目、理科を基礎科目で受験する形です。パターン2は地歴・公民を1科目、理科を専門科目2つで受験する形になります。文系・理系のどちらの履修でも出願できるよう、2つのパターンが用意されています。


教科

パターン1

パターン2

国語

200点

200点

地理歴史・公民

200点(5科目から2科目)

100点(5科目から1科目)

数学(数学Ⅰ・A/数学Ⅱ・B・C)

200点(両方必須

200点(両方必須

理科

100点(基礎科目から2つ選択解答)

200点(物理・化学・生物・地学から2科目)

外国語(英語)

200点(リーディング・リスニング)

200点(リーディング・リスニング)

情報Ⅰ

100点

100点

合計

1,000点

1,000点


注目したいのは、情報Ⅰが100点を占めている点です。また、文系志望であっても数学Ⅱ・B・Cが必須になります。科目を絞った学習計画では対応しきれないため、早い段階から全体を見渡した準備が必要になります。

なお、東大は「概ね8割以上の得点であること」を目安として示しています。1,000点満点なので、おおよそ800点前後が一つの水準ということになります。

提出書類は9種類

提出はすべて出願システム上で行います。


提出書類

内容

1. エッセイ

英語で作成

2. ビデオ課題

英語。録画・提出はすべて出願システム上で実施(2026年11月13日12:00〜11月16日23:59

3. 評価書

高校または大学の教員、アカデミックカウンセラー、校長など、学習能力を適切に評価できる人物が作成

4. 成績証明書

Route Aは文部科学省の様式による調査書(電子データ)。Route Bは高校が発行した成績証明書(電子データ)

5. 統一試験・資格の結果

Route Aは共通テストの「成績請求チケット(国公立総合型選抜用)」。Route Bは統一試験の成績または公式の予想成績

6. 英語能力検定試験の結果

東大が指定する試験の結果

7. 卒業(見込)証明書

Route Bのみ。IB・アビトゥア等の取得済み資格があればディプロマも提出

8. 課外活動・学習成果を証明する資料

3件の説明文(英語・各100語以内)+説明文1件につき証明資料1点

9. 学校要覧

中等教育の最後の3年間に在籍した学校のURLやパンフレット等(必須ではないが提出を推奨)


特に見落とされやすいのが、8番の課外活動です。3件の説明文を書くだけでなく、それぞれの内容を証明する資料を1点ずつ添える必要があります。英語で100語は日本語に直すとおおよそ200〜250字程度で、長く書き連ねることはできません。

対象となる活動は自由に選べます。クラブ活動、趣味、優れた学習成果、ボランティア活動、地域活動、受賞歴、資格取得、研究活動、創作活動、展示、コンテスト、就業経験、メディア取材などが例として挙げられています。

部活動をどう実績として語るかは、総合型選抜全般に共通する論点です。

▶︎部活は総合型選抜の合否に影響する?やってない・辞めたときはどうすれば良い?

エッセイは英語で書きますが、志望理由を組み立てる作業そのものは日本語の志望理由書と共通します。書き方の型は次の記事が参考になります。

▶︎志望理由書の書き方を高校生向けに紹介!基本の型や書くときのルールも解説

提出書類の言語について

本人が作成する書類は英語で提出します。英語で提出できない書類がある場合は、英訳を原本に添付し、翻訳者の所属と役職を明記します。出願者本人による翻訳は認められていません。

ただしRoute Aに限り、出願者以外が作成した書類(評価書、調査書、課外活動を証明する資料、学校要覧)は日本語での提出が可能です。国内の高校に通う受験生にとっては、負担が軽くなる規定です。

英語能力検定試験

Route A・Route Bのいずれも、東大が指定する英語能力検定試験のうち1つを受験し、結果を提出します。

有効なのは、2025年1月1日以降に受験した結果のみです。それ以前に取得したスコアは受理されません。

目安として示されているスコアは次のとおりです(英語版の概要に記載)。合格の最低基準ではなく、総合評価のなかで見られる目安という位置づけです。


試験

目安として示されているスコア

TOEFL iBT

2026年1月21日より前に受験:80超/2026年1月21日以降に受験:4超

IELTS(Academic)

6.0超

実用英語技能検定(英検)

2400超

Duolingo English Test

110超

Cambridge English

169超


なお、Route Bに限り、英語スコアの提出が免除される場合があります。高校卒業から遡って4年間のうち少なくとも3年間、英語による教育を受けている場合です。ここでいう英語による教育とは、外国語を除くすべての授業が英語で行われる教育課程を指し、英語以外の言語とのバイリンガル教育は該当しないとされています。

スケジュール

Route AとRoute Bで日程が大きく異なります。Route Bのほうが早く進む設計です。


時期

内容

2026年9月頃

募集要項の公表

2026年9月25日 17:00

個別入学資格審査などの問い合わせ期限

2026年10月15日 9:00〜11月5日 17:00

出願期間

2026年11月13日 12:00〜11月16日 23:59

ビデオ課題の提出期間

2026年12月中旬

共通テストの成績請求チケットの提出方法を通知(Route A)

2026年12月22日

第1段階選抜の合格発表(Route B)

2027年1月13日〜22日のうち1日

オンライン面接(Route B・30分程度)

2027年1月

大学入学共通テスト(Route A)

2027年2月10日

第1段階選抜の合格発表(Route A)

2027年2月15日・16日のいずれか1日

対面形式の選考(Route A・駒場キャンパス予定・終日)

2027年2月20日

最終合格発表(Route A・B共通。Route Bは条件付き合格を含む)

2027年9月

入学


見落としやすいのが、出願とビデオ課題の提出が共通テストよりも前に行われる点です。共通テスト対策に集中したい時期に、エッセイやビデオの準備が重なります。書類の中身は、遅くとも高3の夏までに固めておきたいところです。

総合型選抜全般でも、準備の開始時期は合否を左右します。いつから動き始めればよいかは、次の記事で解説しています。

▶︎総合型選抜の対策はいつから始める?高1〜高2の理想スケジュールも紹介

求める学生像

CoDは、求める資質として次の5つを公式に掲げています。エッセイ、ビデオ課題、面接は、この観点に照らして評価されると考えられます。

  • 知力と学習能力
  • 優れたコミュニケーション能力及び英語力
  • 論理的思考力及び創造的思考力
  • 責任感、社会正義感、包摂性
  • 自主性及び協調性

成績が良いだけでは通りにくい選抜だと言えます。社会の課題に対する自分なりの問題意識と、それにもとづいて行動してきた経験を語れるかどうかが問われます。

東大のほかの入試とは併願できない

CoDは、同じ年度の東大の一般選抜(前期日程)、学校推薦型選抜、外国学校卒業学生特別選考と併願することができません。つまり、CoDに出願する場合、2027年4月入学の東大のほかの課程には出願できないことになります。

ただし、Route Aで共通テストを受験していれば、そのスコアをほかの大学の共通テスト利用入試に使うことは可能です。

③ 東大CoDはコスパが良いのか?得する受験生は誰か

ここが、今回の入試情報でいちばん見落とされやすい部分です。CoDの条件は、すべての受験生に同じように良いわけではありません。受験生の置かれた状況によって、有利にも不利にもなります。

学費と奨学金の条件

東京大学の授業料は年額642,960円、入学料は282,000円です。CoDの正式な金額は募集要項で確定する見込みですが、この水準が前提になると考えられます。

さらに、CoDは独自の奨学金制度を用意すると公表しています。


種類

内容

ニーズ型(家計基準)

入学金・授業料・生活費相当額を1年次から最長5年次まで支給。海外在住者には往路旅費も。Routeや国籍を問わず、出願者全員が申請可能

メリット型(学業基準)

きわめて優秀な学生に支給。1年次は入学試験の評価により対象者を決定し、合格発表時に通知。2年次以降は全学生が申請可能


最大で入学者の2割程度が奨学金を受給できるよう検討が進められているとされています。ニーズ型は授業料だけでなく生活費相当額まで対象に含まれており、国内の大学の奨学金としては手厚い部類に入ります。

加えて、CoDは5年で修士課程まで修了できる設計です。学士4年と修士2年を別々に進む場合と比べて、在学期間が1年短くなる可能性があります。

得する受験生①:海外大学との併願を考えている層

CoDの条件がもっとも噛み合うのは、海外大学への出願を予定している受験生です。理由は複数あります。

  • Route BではSAT・ACT・IB・Aレベルなどのスコアをそのまま使えます。海外大学のために取得したスコアを流用でき、CoDのために新しい試験を受け直す必要がありません
  • 提出物がエッセイ・評価書・課外活動の説明文という構成で、海外大学の出願書類と重なります。すでに用意している素材を活かしやすい形です
  • 面接はオンラインで30分程度。渡日せずに出願を完結できます
  • 公式の予想成績での出願が認められており、その場合は条件付き合格となります。最終成績が出るのを待たずに出願できる設計です

そして、日程の設計が決定的です。Route Bは第1段階選抜の結果が2026年12月22日に出て、面接は2027年1月13日から22日のあいだ、最終合格発表は2月20日です。海外大学の合格発表を待つ前に、東大からの結果を手にできる流れになっています。

費用の差も大きく効いてきます。海外の主要大学に進学する場合、学費と生活費の負担は日本の国立大学と比べて重くなることが一般的です。CoDであれば、全授業が英語で、5年で修士まで進める環境を、国立大学の授業料水準で得られる可能性があります。

つまり海外大併願層にとっては、追加の準備コストをほとんどかけずに、選択肢を1つ増やせる形になります。

得する受験生②:IB校・インターナショナルスクール・帰国生

Route Bは、IB校やインターナショナルスクールの生徒にとって出願しやすい設計です。日本の高校のカリキュラムに合わせ直す必要がなく、これまで積み上げてきた成績と英語力をそのまま提出できます。

英語による教育を最後の4年間のうち3年以上受けている場合は、英語資格スコアの提出が免除されます。エッセイやビデオ課題、面接で英語を使ってきた経験も、そのまま評価につながりやすい形式です。

これまで、日本国内で英語による学位課程の選択肢は限られていました。CoDはその選択肢を1つ増やすことになります。

慎重になるべき受験生:東大の一般選抜を目指す国内生

一方で、条件が厳しくなる層もあります。日本の高校に通い、東大を第一志望にしている受験生です。

CoDは、東大の一般選抜・学校推薦型選抜・外国学校卒業学生特別選考と併願できません。つまり、CoDに出願した時点で、2027年4月入学の東大のほかの課程には出願できなくなります。CoD一本に絞る判断が必要になります。

さらに、CoDの新設にともない、2027年度入試から東大の一般選抜の募集人員は計100名縮小されます。各科類で3%ほどの減員となり、一般選抜の枠自体は狭くなります。

加えて、Route Aでも英語資格スコア、英語のエッセイ、英語のビデオ課題が求められます。第2段階選抜の面接も、英語および日本語で行われます。共通テストで8割を取れる学力があっても、英語で自分の考えを組み立てて表現する力が別途必要になります。

この層にとっては、「CoDを受けるかどうか」がそのまま「東大の一般選抜を諦めるかどうか」と直結します。準備の負担も、判断の重みも大きくなると考えてください。

結論:コスパの良し悪しは、立ち位置によって変わる


タイプ

CoDの条件

理由

海外大学との併願を考えている受験生

条件が良い

スコアと出願書類を流用でき、追加コストが小さい。日程も海外大より早い。学費は国立水準で、奨学金も手厚い

IB校・インター校・帰国生

条件が良い

Route Bで既存の成績をそのまま使える。英語スコアの提出が免除される場合もある

国内の高校から東大を目指す受験生

判断が難しい

東大の他の入試と併願できず、一本化のリスクを負う。一般選抜の定員も縮小される

デザイン・美術系志望の受験生

想定と異なる可能性

CoDのデザインは意匠デザインではなく、学術知を融合して社会課題に取り組む手法という意味


同じ入試でも、受験生がどこに立っているかによって意味が変わります。まずは自分がどのタイプに当てはまるのかを確かめたうえで、出願するかどうかを判断することが大切です。

まとめ

東大College of Designは、約70年ぶりの新設となる5年一貫・全授業英語・秋入学の課程です。入学者選抜はRoute AとRoute Bに分かれ、いずれも第1段階の書類選考と第2段階の面接による総合評価で行われます。二次の筆記試験はありませんが、英語資格スコア、英語のエッセイ、英語のビデオ課題、3件の課外活動の説明文と証明資料が求められます。

海外大学との併願を考えている受験生や、IB校・インターナショナルスクールの生徒にとっては、既存の準備をそのまま活かせる条件が整っています。一方で、国内の高校から東大を目指す受験生にとっては、他の東大入試と併願できないという制約が重くのしかかります。

正式な募集要項は2026年9月頃に公表される予定です。評価書の記載内容や、対象となる統一試験・資格は、そこで確定または追加される見込みです。出願を検討している場合は、東京大学の公式サイトを定期的に確認するようにしましょう。

なお、こうした総合評価型の入試を独力で準備するのが難しいと感じる場合は、対策を専門とする塾を検討する方法もあります。塾の選び方は次の記事で整理しています。

▶︎総合型選抜(AO入試)の塾の費用相場は?安くてコスパの良い塾も7選紹介

リザプロでは、総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した指導を行っています。専属コンシェルジュが、志望理由書やエッセイの作成から、課外活動の設計、面接対策までを一貫してサポートします。CoDのように前例のない入試であっても、出願するかどうかの判断を含めて、一緒に整理していくことができます。まずは無料相談で、現在の状況をお聞かせください。

※本記事は、東京大学「令和9(2027)年度入学者選抜の概要」(2026年7月10日更新)にもとづいて作成しています。UTokyo College of Designは文部科学省に設置申請中であり、名称・内容・入試要件は変更される可能性があります。